現地調査の重要性とは?

現地を実際に訪れて調査することを「現地調査」と呼び、作業の前には欠かせない工程です。
この現地調査には、専門知識が求められることをご存じでしょうか。
今回の記事では、現地調査の重要性についてご紹介します。
▼現地調査の重要性
■設計への影響
現地調査の重要性に、設計への影響が挙げられます。
建造物を構築するには設計が不可欠ですが、現地の状況が不明なままでは正確な設計ができません。
現地調査を行わずに設計してしまうと「工事着手後に修正を余儀なくされた」といった影響が出ることも考えられます。
■地質の把握
現地調査では、地質の状態を把握することも重要です。
地質にはさまざまな種類があり、地質によって工事の方法を変える必要があります。
「資料に地質の記載があったので信用したところ、年月の経過で地質が変化していた」といったことも少なくありません。
あらかじめ現地調査をしておかないと、地質の違いが原因で工法が合わず、工事の遅延につながる恐れがあります。
■工事後の保守・点検
工事後のメンテナンスも視野に入れている場合、保守・点検が可能かどうかも重要なポイントです。
専用の作業車や点検機器が必要な場所では、完成後を見据えた現地調査が欠かせません。
「保守・点検作業に必要な車両や機材が持ち込めない」といったトラブルを防げます。
▼まとめ
現地調査の重要性は「設計への影響」「地質の把握」「工事後の保守・点検」などが挙げられます。
いずれの要素も現場に大きな影響をもたらすため、現地調査は非常に重要といえるでしょう。
仙台を拠点とする『株式会社ハシカンプラ』は、橋梁・トンネルといった土木構造物の点検を手掛けている会社です。
調査・設計・点検など幅広く依頼を承っていますので、お気軽にお問い合わせください。

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