測量は、目的や方法によっていくつか種類があります。
中でも公共測量はさまざまなところで行われていますが、どのようなものなのでしょうか。
今回は、公共測量について詳しく解説します。
▼公共測量とは
公共測量とは、費用の全額または一部を国や公共団体が負担して行う測量のことです。
土地の境界・面積・高低差などを、正確に把握するために必要な作業です。
公共測量には国土地理院が行う基準点測量や、国土交通省が行う国土計画測量などがあります。
これらの測量は、国や地方自治体が行う土地利用計画・開発事業・災害対策などに基づいて実施されます。
▼公共測量のメリット
■測量の重複を防げる
公共測量は、国や地方自治体が一元的に管理するため、同じ場所を複数回測量することを避けられます。
これにより、測量結果の信頼性や整合性を高めることにつながります。
また無駄な測量を防げるため、測量にかかる時間やコストの削減も可能です。
■経費を有効活用できる
公共測量は費用の全額または一部を国や公共団体が負担するため、個人や企業が行う測量の負担を軽減できます。
測量の結果は一般に公開され、誰でも利用可能です。
その結果、土地情報の活用範囲や効果を広げられます。
▼まとめ
公共測量とは、費用の全額または一部を国や公共団体が負担して行う測量のことです。
測量の重複を防いだり、経費を有効活用したりできるメリットがあります。
『株式会社ハシカンプラ』では、橋梁点検をメインに社会資本の保全業務を行っています。
これまで多くの実績を重ねてまいりましたので、測量をご希望の方はぜひご相談ください。
