土木構造物を建築する際に、基礎設計に精通した方の協力が必要となります。
しっかりと基礎設計を理解した方が設計しないと後から不具合が出てくる可能性があるからです。
今回は、土木構造物と建築基礎設計士についてお伝えします。
▼土木構造物とは
土木構造物とは、橋梁やトンネル等の土木工事を必要とする構造物の事をいいます。
建築や工事をする際に専門的な知識を持った人物の存在が必要不可欠で、海外では基礎構造の専門家が存在するのに対し、日本では一級建築士や二級建築士等が対応しています。
▼土木構造物の基礎設計には建築基礎設計士が必要?
■日本には基礎構造に特化した資格がなかった
前述した通り、建築士が基礎構造の設計を行っていますが、基礎構造に詳しい建築士もいれば特化していない建築士もいます。
そこで、建築基礎設計士という資格が生まれました。
■建築基礎設計士は基礎設計に特化した資格
基礎構造に関する専門的な知識を有した者のみ建築基礎設計士になれます。
土木構造物の基礎構造を理解した人物が必要な場合には建築基礎設計士の資格を持っている方にお願いするのがいいでしょう。
▼まとめ
今回は、土木構造物と建築基礎設計士についてお伝えしました。
橋梁やトンネル等の土木構造物の基礎設計に特化した専門家を明確にする為に建築基礎設計士が存在します。
海外と違い日本では、土木構造物の基礎設計に特化した資格がなかったので生まれました。
株式会社ハシカンプラは土木構造物に詳しいスタッフが点検を行っていますので、土木構造物の点検を検討されている場合はお気軽にご相談下さい。