橋梁などの社会のインフラが老朽化している事が問題となってきて、点検や補修が行われていっています。
どのような手順で行われているのでしょうか。
今回は、橋梁補修設計の必要性と手順についてお伝えします。
▼橋梁補修設計の必要性
全国には、約73万橋もの橋梁があるといわれています。その半数が建設されてから50年以上が経過していて老朽化が問題となってきています。
今後も長く橋梁を使用していけるように、橋梁補修設計が必要不可欠となってきています。
▼橋梁補修設計の手順
■業務計画書を作成して現地に行く
まず、橋梁補修設計を行うにあたり業務計画書を作成して資料を集め整理していきます。
橋梁に関する資料を参考にしながら補修が必要な箇所を実際に現地に行って確認します。
■補修が必要な箇所を特定する
実際に現地で見て補修が必要な箇所が確定したら、補修が必要な箇所に関して更に詳細な調査を行っていきます。
補修が必要な程ダメージが入った原因を特定して明確にしていきます。
■補修が必要な箇所を検討する
どのような工法で補修が必要な箇所を補修するか検討します。補修設計、施工計画を行い設計図面を作成します。
工事費を算出して維持管理計画を立案し報告書を作成します。
▼まとめ
今回は、橋梁補修設計の必要性と手順についてお伝えしました。
多くの橋梁が老朽化していき、今後深刻な問題になる可能性があります。橋梁を長く使用する為に橋梁補修設計をしたり点検を行っていく必要があります。
株式会社ハシカンプラでは、橋梁などの土木建造物の点検を行っておりますので、検討されている場合はお気軽にご相談下さい。