樋門とは、用水の取り入れ・排水・舟運のために設ける通水路で、水位を調整する役割があります。
しかし、長年樋門を使用していると劣化してしまい、故障やトラブルの原因となってしまいます。
故障を防ぐためには、定期的な点検が必要となります。
そこで今回は、河川の樋門の点検項目についてご紹介します。
▼点検の実施フローについて
樋門の点検にあたり、まずは実施フローをご紹介します。
・準備…調査報告などを基に情報を整理しておく
・現地観察
・一次診断…現地観察を基に要対応か否かを判断する
・個別調査…一次診断で要対応と判断されたら個別に調査する
・二次診断…調査結果を基にさらに詳しく診断する
▼点検項目について
点検項目は下記の通りです。
■土木建造物
・本体
・堤防
■機械設備
・扉体全般
・扉体
・支承部
・扉体付シープ
・水密部
・戸当り全般
・取外し戸当り
・埋設部
・管理橋等
・開閉装置全般
・開閉装置構造体
・動力伝達部
・保護装置
・開度計
・非常用施設
■電気設備
・機側操作盤全般
・計器類
・押釦
・表示灯
▼評価について
評価は2段階、3段階、5段階のいずれかでおこないます。
■5段階
1…健全
2…局所的に損傷が発生
3…損傷が発生
4…局所的に著しい損傷が発生
5…著しい損傷が発生
■3段階
1…健全
2…損傷が発生
3…著しい損傷が発生
■2段階
1…作動する
2…作動しない
▼当社では樋門の点検業務をおこなっています
社会や人の暮らしを安全にするため、当社では樋門の点検や調査をおこなっています。
多くの実積があり、仙台市を中心に厚い信頼を頂いております。
また現在、人材募集をおこなっているので地域に貢献する仕事をしたいという方は、ぜひ一緒に働いてみませんか。
ご興味ある方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。