橋梁点検に関する資格に「橋梁点検士」「道路橋点検士」というものがあります。
どちらも橋梁についての資格であることは名前から判断できます。
では2つの資格には、どのような違いがあるのでしょうか。
「橋梁点検士」「道路橋点検士」の違いについて見てみましょう。
▼2つの資格の共通点
いずれも「公共工事に関する調査及び設計等の品質確保に資する技術者資格」です。
この資格は2104年から導入されました。
公共工事に関する調査や設計等に関し、
・品質の確保
・技術者の育成
・活用の促進
をはかることを目的としています。
運営しているのは民間の団体ですが、
「国土交通省登録資格」
として登録されているものです。
■橋梁点検士とは
国立大学法人名古屋大学が認定する資格です。
2016年に「公共工事に関する調査及び設計等の品質確保に資する技術者資格」に登録されました。
まず検査点検コースを取得するのに2年の実務経験が必要です。
そこからさらに2年の実務経験を積むと橋梁点検士を取得可能となります。
■道路橋点検士
一般社団法人橋梁調査会が認定する資格です。
2014年に「公共工事に関する調査及び設計等の品質確保に資する技術者資格」に登録されました。
学歴に応じて3~7年の実務経験が必要です。
▼取得場所の違い
橋梁点検士は名古屋で取得できます。
道路橋点検士は東京または埼玉と大阪で取得できます。
▼まとめ
資格を取得したい場合は、どちらも実務経験が必要です。
株式会社ハシカンプラでは資格取得をサポートしています。