橋やトンネルは私たちの生活に身近な存在で、なくてはならないものです。
安全に利用するために点検が欠かせませんが、どのくらいの頻度で行うべきなのでしょうか。
今回は、橋やトンネルの点検頻度と、定期的な点検が必要な理由についてご紹介します。
▼橋やトンネルの点検頻度
橋やトンネルは、交通の安全と利便性を確保するための重要なインフラです。
しかし長年にわたって使用されると、老朽化や劣化が進みます。
そのため、国土交通省は橋やトンネルの点検頻度を、原則5年に1回と定めています。
構造物のひび割れ・変形・腐食・錆などの状況を調べますが、状況によっては5年以内でも点検が必要です。
▼定期的に点検が必要な理由
■現在の状態を把握するため
橋やトンネルの状態は、時間とともに変化します。
たとえば、地震や台風などの自然災害や重量制限を超える車両の通行などによって、構造物がダメージを受けることがあります。
定期的に点検を行うことで現在の状態を正確に把握し、安全性や耐久性の評価が可能です。
■次回の点検までに必要な措置を判断するため
点検を行った後は、その結果に基づいて次回の点検までに必要な措置を判断します。
措置の必要性や優先度は、点検で見つかった劣化の程度や影響範囲によって異なります。
点検を通して適切なタイミングで措置を実施することで、事故や災害の防止が可能です。
▼まとめ
橋やトンネルの点検頻度は、原則5年に1回と定められています。
定期的に点検を行うことによって現在の状態を把握し、次回の点検までに必要な措置を判断します。
『株式会社ハシカンプラ』では、橋梁やトンネルの点検や調査業務を行っていますので、気軽にお問い合わせください。