工事測量とは?

測量にはいくつか種類があり、目的や測量方法が異なります。
工事測量は主に土木の現場で行われる測量ですが、どのようなものなのでしょうか。
今回は、工事測量について詳しく解説します。
▼工事測量とは
工事測量とは、建設工事を行う現場で地形・地質・施工位置・高さなどを正確に測定することです。
設計図面に基づいて現場の状況に合わせて測量計画を立て、測量機器や測量杭などを用いて実施します。
工事測量の結果は、測量図や測量報告書などの形で記録されます。
▼工事測量の目的
■地形や地質を把握する
工事測量によって、現場の地形や地質の特徴を詳しく調べられます。
これは、土木工事や建築工事において、基礎や構造物の設計や施工に影響する重要な要素です。
たとえば、地盤が弱い場合は地盤改良や補強を行う必要があり、地下水位が高い場合は排水や防水対策を行う必要があります。
地形や地質の情報は、環境保護や災害防止などの観点からも重要です。
■図面通りに施工する
測量をしなければ、どこに目標物を施工すればいいかわかりません。
工事測量は、設計図面に示された位置や高さなどを現場に移し、品質や安全性を確保するために必要な作業です。
施工中や施工後にも測量を行い、施工精度をチェックする必要があります。
▼まとめ
工事測量とは、建設工事を行う現場で地形・地質・施工位置・高さなどを正確に測定することです。
地形や地質を把握したり、図面通りに施工したりするために行います。
『株式会社ハシカンプラ』では、道路や河川などの測量を行っていますので、ご質問やご相談がありましたらぜひお問い合わせください。

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