常に安全な状態の橋梁を維持する目的で行われるのが「橋梁点検」です。
橋梁点検にはいくつかの種類があり、実施する目的や方法が異なります。
そこで今回は、橋梁点検の種類についてご紹介します。
▼橋梁点検の種類
■通常点検
橋梁の損傷を、早期に発見することを目的とする点検方法です。
パトロールカーによる道路の日常巡回の際、目視によって行います。
■定期点検
橋梁の安全を保つため、目視および点検機器・器具を使用して定期的に実施するのが「定期点検」です。
「一次点検」と「二次点検」の2種類に分かれており、一次点検は地上から目視で行える範囲で実施します。
一方の二次点検は、一次点検で必要と判断された場合に実施する橋梁点検です。
点検作業員が橋梁の各部位に触れられる位置まで近接し、目視で行います。
■臨時点検
補修および補強工事が必要になった際に行うのが「臨時点検」です。
工事のために組み立てた足場を使用して行うことから「施工時点検」とも呼ばれます。
■異常時点検
地震・台風・豪雨といった自然災害が発生した場合に、橋梁に異常が生じていないかを確認するのが「異常時点検」です。
災害が起こった後はもちろんですが、災害の発生が予測される際は、橋梁の安全確保を目的とした点検を行います。
▼まとめ
橋梁点検の種類は、通常点検・定期点検・臨時点検・異常時点検などです。
点検の目的や、橋梁を取り巻く状況に応じて必要な点検を実施し、常に安全を確保しています。
仙台を拠点とする『株式会社ハシカンプラ』は、人と社会の安全を守る橋梁点検を事業の柱としている会社です。
高度な専門知識と技術を有するスタッフが在籍しておりますので、お気軽にご相談ください。