非破壊検査という言葉を聞いたことはありますか?文字を見ればなんとなくどのような検査か想像できますが、どのような場面で用いられるかわかりませんよね。
そこで今回は、非破壊検査について解説していきます。
▼非破壊検査とは?
非破壊検査とは、建造物や機械などを傷つけることなく欠陥の有無や形状を調べる検査方法です。
非破壊検査とは反対に破壊検査という方法もありますが、破壊検査は検査のために対象物を壊したり傷つけてしまうので、そのまま使うことができません。
そのため、一度傷つけてしまうと大変な機械や構造物などには非破壊検査が用いられています。
非破壊検査を行うことで、機械の故障や建造物の不具合などを未然に防ぐことができます。
▼非破壊検査の種類
非破壊検査には様々な方法があり、材質や使用条件などを考慮して適切な方法で行う必要があります。
非破壊検査の主な種類には、
・放射線透過試験
・超音波探傷試験
・浸透探傷試験
・磁気探傷試験
・電磁誘導探傷試験
・スンプ法
・アコースティックエミッション
などがあります。それぞれ対象となる欠陥位置や適用分野、禁忌などがあるので、最も適切な方法を選べばより確実性の高い検査をすることができます。
▼まとめ
非破壊検査は対象物を傷つけることなく検査ができるので、弊社でもトンネルや橋などの点検に積極的に採用しています。
建造物の点検や修理に関わる仕事がしたいという方は、気軽に弊社にご相談ください。