建物などを建てる際に必要な設計図を作るのに欠かせないのが測量です。
測量は主に4つの種類に分けられ、用途によって使い分けています。
今回は、測量の種類とその特徴について解説していきます。
▼測地測量
測地測量は基準点測量とも呼ばれ、高さの点(水準点)と高さや位置が固定されている測量に必要な点(基準点)を求める測量のことを言います。
水準測量や三角測量、GNSS測量、多角測量などがこれに該当し、広い地域を対象に測量を行うのが特徴です。
▼地形測量
地形測量は細部測量とも呼ばれ、測地測量で測量したデータを元に地図を作成することを言います。
地図測量や平板測量、写真測量などがこれに該当します。
▼応用測量
応用測量とは、測地測量や地形測量などの基本となる測量方法を応用したり組み合わせたりして行う測量のことを言います。
工事測量や路線の測量、河川などの測量がこれに該当します。
▼平面測量
平面測量は、測地測量とは反対に狭い地域を対象に測量を行うのが特徴です。
測地測量は地球の表面が平面ではないことを考えて行いますが、平面測量は土地が平面であることを仮定して行います。
▼まとめ
今回は測量の種類について解説しましたが、もっと細かく分けるとたくさんの測量方法があります。これらを用途によって使い分けることで、効率的かつ正確に測量を行うことができるのです。
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