橋梁点検で行われる定期点検では何を行うのか

橋梁点検には、いくつかの種類があります。
この橋梁点検の中から、定期点検について分かりやすく説明します。

▼橋梁の寿命
日本には約72万近くの橋梁があります。
そのうち約70パーセントは地方自治体が管理する橋梁となります。
近年建設された橋梁の寿命は約100年ほどであるといわれています。
しかし80年代までに建設された橋梁の寿命は約50年と比較的短めです。
高度経済成長期に建設された橋梁は同時期に寿命を迎えることとなります。
そのため老朽化する橋梁を適切に維持していく必要があります。

▼橋梁の定期点検要領
道路法施行規則というものがあります。
これにより、長さ2メートル以上の橋梁には「定期点検要領」が定められています。

■長さ2メートル以上の橋梁における定期点検要領
「長さ2メートル以上の橋梁における定期点検要領」について要約します。
・5年に1度の頻度で、近接目視による点検を行うこと
・点検や診断の結果について記録を保存すること
・健全性の診断結果を分類すること
さらに定期点検は一次点検と二次点検により構成されています。

▼橋梁を定期点検する目的
劣化が進んでから対応するのでは莫大な費用が生じます。
そのため政府は、損傷が軽微なうちに対策を取る予防保全を推進しているのです。

▼まとめ
安全に道路を利用するために、橋梁点検は非常に重要な仕事です。
株式会社ハシカンプラでは、
・国土交通省
・東北各県の機関
などの注文による橋梁の点検を通じ社会に貢献しています。

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