橋は社会の動脈として重要な存在ですが、自然災害の影響を受けやすい構造物でもあります。
では、どのような自然災害の影響を受けやすいのでしょうか。
今回の記事では、橋に起きる主な自然災害の種類についてご紹介します。
▼橋に起きる自然災害の種類
■津波被害
海底地震による大規模な海洋変動によって、津波は引き起こされます。
津波は巨大な波が海岸線に押し寄せ、多くの橋梁に影響を与えます。
津波による被害は、橋脚の崩壊や上部構造の流出・橋台背面土の流出など、致命的な損傷が多く見られる傾向があるでしょう。
■洪水被害
洪水は豪雨や台風などにより、河川や河川周辺地域に大量の水が流入することで発生します。
洪水による橋梁の被害は全国各地で発生しており、近年では台風が多く発生して洪水被害が増加しています。
大規模な橋梁も被害にあうことがあり、交通や水の供給に大きな影響を及ぼしているのです。
■高潮被害
近年では地球温暖化に伴う海面の上昇と大型台風の増加により、高潮による被害が増大しています。
高潮による被害は、船舶や暴風によって引き起こされます。
高潮は台風や暴風雨などで水面が上昇し、これにより船舶が橋梁に衝突しやすくなり、橋梁の上部構造に被害をもたらしているのです。
▼まとめ
橋は自然災害の影響を受けやすい構造物であり、津波・洪水・高潮など、さまざまな自然災害による被害が報告されています。
これらの自然災害から橋梁を守るために、適切な設計や対策が重要となるでしょう。
『株式会社ハシカンプラ』では橋の点検作業において、自然災害による被害が発生していないかについても点検しております。
表面化しているリスクはもとより、潜在的なリスクも点検しておりますので、橋の点検をご希望の方はお気軽にお問い合わせください。