橋は、誰もが一度は見たことや渡ったことがあると思います。
橋には様々な形や大きさのものがありますが、どのくらいの種類があるかご存知ですか?
橋の形にはそれぞれ意味があり、設置する場所や用途によって変えているのです。
今回は、橋の種類とその特徴について解説していきます。
▼桁橋
桁橋は、下部構造に梁を載せただけのシンプルな橋です。シンプルな構造で斜材などは使われていないので、比較的支間が短い場所に利用されることが多いです。
▼トラス桁橋
トラス桁橋は、骨組み(トラス)を三角形に組み合わせて桁をつくったものです。基本的に作り方は桁橋を応用したもので、斜材で剪断力を負担することができるので桁橋よりも支間が長い場所に設置できます。
▼アーチ橋
アーチ橋は、梁(アーチ)が上に弧を描いたような構造になっている橋です。このアーチの圧縮力で鉛直荷重に抵抗するので、数百メートルほどの長い橋を架けることもできます。
▼ラーメン橋
ラーメン橋は橋脚と主桁の構造が一体化している橋で、橋の内側に広い空間を作ることができます。
▼斜張橋
斜張橋は、複数の斜材を塔から斜めに張り、トラスや桁を吊るす構造になっている橋です。
見た目が美しい橋なので、歩道橋や支間が小さな橋に利用されることもあります。
▼吊り橋
吊り橋は引張耐力に優れている鋼製ケーブルを利用するので、支間長が長い橋に利用されることが多いです。
▼まとめ
今回は、橋の構造別の種類をご紹介しました。
弊社では橋の工事や点検などを行っているので、橋に関わる仕事がしたいという方は気軽にお問い合わせください。